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エプソン、ゴーグル不要で楽しめる「等身大VRソリューション」

エプソンは、ビーブリッジと連携し、専用ゴーグル不要の「等身大VRソリューション」を開発した。

一般的なVRコンテンツは、専用のVRゴーグルを装着して、個人単位で視聴するが、等身大VRソリューションはプロジェクターにより大画面映像を湾曲したスクリーンに投写するしくみ。スクリーンの中心に立つ利用者の視野を広くカバーすることで没入感が増し、その場に居るような臨場感が味わえるという。

例えば、建設中の建物などで使えば、モデルハウスがなくても実際の部屋の様子を見たり、家具のレイアウトを変更したりするなどの内見も可能になる。

また、専用ゴーグルタイプのVRでは、健康上の理由などから12歳以下の子供の利用は推奨されないが、本ソリューションなら問題無く利用できる。

スクリーンなどの什器は工具を使わず組み立てられる紙製で、撤去・廃棄の手間が軽減される。プロジェクターは超短焦点ゼロオフセットレンズを組み合わせることで、短い距離でも大画面投写を可能にしたことで、設置スペースもコンパクトにした。

紙素材で構成された什器