ニュース
エプソン、ゴーグル不要で楽しめる「等身大VRソリューション」
2022年1月18日 17:27
エプソンは、ビーブリッジと連携し、専用ゴーグル不要の「等身大VRソリューション」を開発した。
一般的なVRコンテンツは、専用のVRゴーグルを装着して、個人単位で視聴するが、等身大VRソリューションはプロジェクターにより大画面映像を湾曲したスクリーンに投写するしくみ。スクリーンの中心に立つ利用者の視野を広くカバーすることで没入感が増し、その場に居るような臨場感が味わえるという。
例えば、建設中の建物などで使えば、モデルハウスがなくても実際の部屋の様子を見たり、家具のレイアウトを変更したりするなどの内見も可能になる。
また、専用ゴーグルタイプのVRでは、健康上の理由などから12歳以下の子供の利用は推奨されないが、本ソリューションなら問題無く利用できる。
スクリーンなどの什器は工具を使わず組み立てられる紙製で、撤去・廃棄の手間が軽減される。プロジェクターは超短焦点ゼロオフセットレンズを組み合わせることで、短い距離でも大画面投写を可能にしたことで、設置スペースもコンパクトにした。