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タグ・ホイヤー オータヴィア、新作はフライバック・クロノグラフとGMT
2022年1月12日 07:30
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、「タグ・ホイヤー」の新作として、オータヴィア コレクションにクロノグラフ2モデルとGMTの計3モデルを追加した。機械式の腕時計で、価格は495,000円~825,000円。
オータヴィアは、1930年代に自動車や航空機のダッシュボード向けに作られていた計器をルーツに持つ、タグ・ホイヤーで最古のコレクション。腕時計としては、1962年に、AUTomobile(自動車)とAVIAtion(航空)を組み合わせて「AUTAVIA」(オータヴィア)と名づけられ、コレクションがスタート。2019年にはヴィンテージ感を打ち出したコレクションとして復活し、3針デイトのモデルがラインナップされている。
2022年の新作は、誕生60周年を記念した3モデル。クロノグラフ2モデルは、ムーブメントに自社製のキャリバー ホイヤー02 COSCフライバックを搭載、3針GMTモデルにはキャリバー7が搭載される。
フライバック クロノグラフ
クロノグラフは、瞬間的にリセットできるフライバック機構を搭載しており、これは1960年代後半にドイツ空軍向けに製作されたホイヤーのモデルでも評価されていた機構。プッシャーは大きく、リューズはかつてのダッシュボードタイマーからインスピレーションを受けたデザインになっている。
ダイヤルには大きなアラビア数字が配され、スーパールミノバが施される。ベゼルは双方向回転。風防と裏蓋はサファイアクリスタルガラス。
2モデルのうち、1つは1960年代に極めて限定的に生産されたというパンダダイヤルのデザインを採用、シルバーダイヤルにブラックのサブダイヤルを配し、ステンレススチールケースはポリッシュ仕上げで仕上げられている。
もうひとつはブラックのダイヤルにブラックのDLCコーティングのケースが採用され、過去に生産されたミリタリーモデルのイメージを継承している。
どちらもケースはステンレススチール製。パワーリザーブは約80時間。防水性能は100m防水。ケース径は約42mm。
シルバーダイヤルのモデル(CBE511B.FC8279)は748,000円。ブラックダイヤルのモデル(CBE511C.FC8280)は825,000円。