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小田急、「小児IC運賃50円」にあわせてロマンスカーPASMOケース

小田急電鉄は、3月12日に開始する「小児IC運賃50円」にあわせて、子どもの小田急線利用を促進する様々な施策を実施する。2月10日から小児用PASMOの新規購入でオリジナルICカードケースがもらえるキャンペーンを実施する。

小田急では、2021年11月に掲げた“子育て応援ポリシー”をもとに子育てしやすい沿線環境の実現に向け、小児IC運賃の全区間一律50円化を発表。3月12日から実施する。現行の小児IC運賃は最小63円、最高445円だが、一律でどれだけ乗っても50円となる。

あわせて、小児用通学定期券は全区間一律に1カ月800円に、箱根フリーパスなどの企画乗車券の料金も小田急線内分を引き下げる。このように、小児IC運賃を持続的に大人運賃の半額以下に一律で低廉化するのは全国の鉄道初となる。

2月10日から3月25日までの期間限定で、ICカードの普及と小田急線に親しみを感じてもらえるよう、新規に小児用PASMOを小田急線各駅や定期券うりばで購入した人を対象に特急ロマンスカー・GSE(70000形)をデザインしたオリジナルICカードケースをプレゼントする。先着1万名が対象で、こどもの年齢が確認できる公的証明書等が必要となる。