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軽量メガネ型の高性能VRヘッドセット Shiftall・パナのメタバース3製品
2022年1月4日 12:15
Shiftallは、VRヘッドセット「MeganeX」(メガーヌエックス)、ウェアラブル冷温デバイス「Pebble Feel」(ペブルフィール)、音漏れ防止機能付きマイク「mutalk」(ミュートーク)の3製品を発表した。いずれもメタバースに最適とうたう製品。販売予定価格と発売時期は、MeganeXが10万円未満、Pebble Feelが2万円前後で、それぞれ2022年の春に発売予定。mutalkは2万前後で2022年の夏に発売予定。米国時間で1月5日~8日に開催されるCES 2022で展示される。
今回発売する3製品はパナソニックと協業開発し、Shiftall製品として発売。本格的にメタバース事業へと参入する。
MeganeX
MeganeXは、6DoFとSteamVRに対応した、高性能ディスプレイを搭載するVRヘッドセット。メタバースのヘビーユーザーに向けとして、本体重量は約250gと軽量に仕上げたのも特徴。スピーカー内蔵のフレームをメガネのように折りたたんで持ち運ぶことが可能。
ディスプレイは、1.3インチで2,560×2,560ドットが2つ(両目で5.2K)のマイクロOLEDディスプレイ。リフレッシュレートは120Hzで、10bit HDRに対応する。米Kopinと協業したLightningマイクロOLEDディスプレイとPancakeレンズを搭載する。
プロセッサーはQualcomm Snapdragon XR1。トラッキング方式はインサイドアウト方式での6DoFヘッドトラッキング。接続方式はDisplayPort Alternate Mode on USB-C、または付属のアダプターボックスを利用したDisplayPort+USB2.0。
Pebble Feel
Pebble Feelはメタバースと連動するウェアラブル冷温デバイス。専用のSteamVR用アドオンを用いて、メタバース空間で寒さや暑さの体験が可能になる。手のひらサイズの高性能ペルチェ素子を搭載したパーソナル・エアコンという製品で、専用のシャツを組み合わせて体の冷却や加熱が可能。暑い日に涼むといった通常の利用も可能。電源は別途用意するモバイルバッテリーなどから供給する。