楽天ウォレット、パスワード入力不要の「かんたんログイン」導入

暗号資産取引サービス「楽天ウォレット」は、iOS版アプリにおいて、ログイン時や出金・出庫、「楽天キャッシュ」へのチャージ時の二要素認証として「かんたんログイン」を、12月13日に導入した。Android版アプリも近日提供開始予定。

かんたんログインは、ユーザーのスマートフォンに登録された本人確認情報を用いることで、ワンステップで安全かつ簡単にログイン等ができる機能。従前のセキュリティレベルを維持しながら、これまで求められたパスワードの入力が不要となる。

これまでは、ユーザーが対応端末で楽天ウォレットの暗号資産現物取引サービスを利用する際、ログイン画面における楽天ウォレットのパスワード入力と、「Google Authenticator」等の外部認証アプリによる確認コードの入力という2段階の認証が必要だった。

暗号資産現物取引サービスのログイン・出金・出庫・楽天キャッシュチャージをする場合は、かんたんログインを利用可能。暗号資産証拠金取引サービス「楽天ウォレットProアプリ」のログイン時等の二要素認証はGoogle Authenticatorなど従来の外部認証アプリを利用する必要がある。なお、かんたんログインの利用には、楽天ウォレット口座開設時に登録した楽天ID・パスワードが必要となる。