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DNP、証明用顔写真を簡単に収集できる「Photo Entry」

大日本印刷と、DNPフォトイメージングジャパンは、会員証や社員証などの規格に沿った顔写真データをスマートフォンで簡単に撮影して収集できる「DNP顔写真収集サービスwith Photo Entry」の運用を開始した。

各種会員証や社員証など、顔写真入りIDカードを制作する際、事務局などが効率的に安定した品質の顔写真データを収集できる。DNPの証明写真機「Ki-Re-i」で培った顔写真撮影のノウハウも活用している。

顔認証ゲートやファンクラブ会員証、転売防止用の電子チケット、社員証などで顔写真を活用する事例が増えているが、こうした顔写真を収集する際、ユーザーが自分のスマートフォンで撮影した顔写真データには品質にばらつきがあるのが課題だった。これを、簡単トリミング機能やAIによる顔撮影アシスト等の機能を搭載した「Photo Entry」を利用することで、高品質で均質な顔写真をリモートで収集できるようになる。

ユーザーは、運営が送ってきた撮影用URLに自分のスマートフォンでアクセスし、顔写真を撮影。クラウドに撮影データが蓄積される。運営側は管理サイトで撮影の進捗管理や顔写真のダウンロードが可能になる。

これにより運営側は、簡単トリミング機能や、「サングラス不可」等の条件を識別するAIによる機能を使い、顔写真の画素数やサイズのほか、個々の規格にマッチした顔写真のデータを登録できる。自動化により写真と個人情報を取り違えることも防止する。

利用者側は、自身のスマートフォンでどこでも撮影が可能で、納得がいくまで何度でも撮影できるのがメリット。アプリをダウンロードする必要なく利用できる。

また、全国に約5,500台(2021年11月末現在)設置されているDNP証明写真機「Ki-Re-i」で撮影した顔写真をサーバーに登録することも可能。