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ソニーと川崎重工の新会社「リモートロボティクス」

川崎重工業とソニーグループが設立した、リモートロボットプラットフォーム事業の新会社「リモートロボティクス株式会社」が、12月1日より営業を開始した。

リモートロボティクスは、遠隔操作可能なロボット(リモートロボット)を開発することで、危険を伴う作業や重労働を必要とする現場の負荷軽減や安全性向上を目指す両社の合弁会社。社名は「ロボットの遠隔操作プラットフォームを実現することで、作業者と事業者がリモートでつながる場の提供を目的として命名」された。

2022年度中の本格的なサービス提供開始を目指し、本年度には川崎重工グループのアーステクニカにおける研削・研磨の作業や、川崎重工播磨工場のリサイクル用ビン選別の実証システムで、リモートロボットプラットフォームを活用した実証実験を開始する予定。

両社は新会社を通じて、リモートロボットプラットフォームによる安全で安心な作業環境の構築を推進し、柔軟な働き方を実現していくとしている。