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亀戸に大型商業施設「カメイドクロック」22年4月開業 サンストリート跡地

野村不動産は、東京都江東区亀戸に同社グループのフラッグシップ施設「KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)」を、2022年4月末に開業する。2016年に閉館した「サンストリート亀戸」の跡地で、商業施設のほか住宅棟や広場なども用意する。

「LIVE UP! & LOVE LOCAL」をコンセプトにしており、高い日常利便性を実現する多彩なテナントを誘致するとともに、施設内外の空間を活用する。顧客、テナント、地域をつなぎ、多様なコミュニティ形成や地域の価値創造を目指す。

具体的には、サンストリート亀戸が担っていた商業機能を継承・スケールアップ。衣食住を包括的にサポートできる、「ライフ」「ユニクロ」「GU」「TSUTAYA BOOKSTORE」など、ライフスタイルカテゴリの大型店舗が出店する。

このほか、家電量販店として「コジマ×ビックカメラ」、総合スポーツショップ「スポーツDEPO」、アウトドア専門の「アルペンアウトドアーズ」、インテリア雑貨「デコホーム」など、専門店全135店舗が出店。

食市場では「カメクロマルシェ」として、ライフのほか生鮮食品専門店、ベーカリーなど全26店舗が集う。中央には約50席のイートインコーナーを設ける。
1階路面には、親しみやすい横丁の雰囲気を残した「カメクロ横丁」があり、地元の名店や人気店など7店舗が軒を連ねる。夜の食事をメインとしながらランチも営業する。

約540席を用意するフードコートは「アソビバ!フードパーク!」として、ファミリー層を中心に人気の9店舗が集結。滑り台や小山を準備した子供が遊べるキッズパークを併設し、乳幼児連れでも使いやすくした。

総合クリニックモールも開業し、内科・皮膚科・小児科・眼科・脳神経外科・歯科に対応する。

このほか、地域コミュニティの活性化に特化したコミュニティスペース「カメラボ」、エンターテインメントを発信する「カメクロステージ(屋外)/カメクロコート(屋内)」、e-sportsスタジオ、Youtubeスタジオ「カメテレ」などを用意。独自のコンテンツで、地元に愛され続ける商業施設を実現するという。

急増する児童数に対応して、第二亀戸小学校も敷地内に増築。既存校舎と上空通路で接続の上、2022年4月に供用開始予定。増築棟には子ども家庭支援センターを開設する。住宅棟には2022年4月に認可保育園を開園予定。

住宅棟を合わせた敷地面積は、2,298,926m2。アクセスはJR総武線「亀戸」駅徒歩2分。

カメイドクロックの所在地は、東京都江東区亀戸六丁目31番6号。地下1階から地上6階で、延床面積は約58,000m2。竣工日は2022年3月末予定。

住宅棟の「プラウドタワー亀戸クロス」は、地下2階地上25階建てで、総戸数は934戸。間取りはワンルームから4LDKまで幅展開し、専有面積は29.88m2から138.44m2。竣工日は2022年1月下旬を予定している。所在地は東京都江東区亀戸六丁目31番1号。