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凸版、側面までカラフルなクレジットカード。7色展開

凸版印刷は、カードの基材となるプラスチックをカラー化することで、カード側面までカラフルな仕様とした「カラーコアカード」のカラーバリエーションを7色に拡充。12月より販売開始する。

カラーコアカードは、基材となるプラスチックを直接着色することで、側面も含め一体感のあるカラー化を実現したもので、接触型と非接触型に対応するデュアルインターフェースICカード。カードの表面と側面で一体感をもたせた表現ができ、デザインの可能性が広がるとしている。

カラーは黒、赤、青、ピンク、緑、金(黄土)、銀(グレー)の7色。一般的な白い基材のカードと比べ、容易に区別ができるため、財布やカードケースへの収納時にも判別がしやすい。

JIS規格に対応し、従来のクレジットカードと同様、表面の磁気ストライプを隠蔽するオーバープリントや、券面を印刷した後工程でのエンボスや箔押しなどの加工も可能。標準品としたことで小ロットでの製造にも対応する。価格は通常の白いプラスチック基材のカードと比較して約10%増し(40万枚発注時)。

既にジェーシービーのクレジットカード「JCBゴールドカード」で金(黄土)が採用され、12月より提供が開始される。

JCBゴールドカード

今後は、金融・流通・エンターテインメント業界など幅広い業界へ拡販、2025年度に関連受注を含め約5億円の売上を目指す。