マネックスの投資入門アプリ「ferci」、Androidに対応

マネックス証券は、投資初心者向けのスマホ投資サービス「ferci(フェルシー)」のAndroid版アプリを11月24日から提供開始した。

ferciは、投資コミュニティ機能と株式・単元未満株(ワン株)の取引に対応した投資サービス。マネックス証券に口座を持っていればすぐに利用できる。2019年からiOSアプリを提供しているが、Androidにも対応し、サービス強化を図る。

ferciでは、気になっている銘柄の分析、ニュース、相場、勉強方法など、投資についてのコミュニケーションが行なえるほか、実際に投資も可能。対象商品は、国内上場株式等(ETF・REIT等を含む)で、単元未満株(ワン株)の取引も可能。手数料はマネックス証券のサービスに準拠し、「1株から購入」するときの買付手数料は無料。

現時点でのfericiの取引は比較的少額で、単元未満株が約8割、預かり資産10万円以下の口座が85%と、投資初心者向けという狙いにあったユーザーを獲得できているという。簡単な取引のため、注文方法や価格の入力などの操作は不要とし、欲しい株数を入力するだけで取引できる。取引種別は成行注文のみ。

今後は、投資信託やNISAなど、少額からの資産運用をサポートする機能を強化予定。また、Android版アプリのリリースを記念し、新規の口座開設で2,000円をプレゼントするキャンペーンなども実施する。