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大阪「うめきた2期」再開発、最上級の富裕層向けホテルなど
2021年11月24日 15:21
うめきた2期開発事業者JV9社は、「うめきた2期地区開発事業」において計画している3つのホテルの事業者を決定。スーパーラグジュアリーホテル、ライフスタイルホテルはヒルトン、アップスケールホテルは、阪急阪神ホテルズが運営を行なう。
また、プロジェクトにおけるホテル事業幹事社であるオリックス不動産とヒルトンが運営委託契約を締結し、スーパーラグジュアリーホテルの名称を「ウォルドーフ・アストリア大阪」に、ライフスタイルホテルの名称を「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」に決定した。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」は関西初、ライフスタイルブランド「キャノピーby ヒルトン」は日本初進出。阪急阪神ホテルズによるアップスケールホテルの名称は未定。
ウォルドーフ・アストリア大阪
南街区賃貸棟・西棟の2階および28階~38階に位置。50m2を中心とする252室の客室のほか、ウォルドーフ・アストリアの象徴であるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」や、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを設置する予定。延床面積は約33,090m2。開業は2025年度上期。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田
北街区賃貸棟の10階~25階に位置。客室は32m2を中心とする308室で、ブランドの象徴となる「キャノピー・セントラル」は、フロントやラウンジなどのほかにレストラン、ルーフ・トップバーも兼ね備える。そのほか、シャワールーム完備の「トランスファー・ラウンジ」、フィットネス、会議室を設置予定。1階には、公園に面するカフェが併設される。延床面積は約20,220m2。開業は2024年度上期。
アップスケールホテル(名称未定)
南街区賃貸棟・東棟の5階~28階に位置。客室は23m2を中心とする482室で、レストラン、バー、フィットネスを設置予定。延床面積は約21,740m2。開業は2024年度下期。
うめきた2期地区開発事業は、2023年春開業の新駅「うめきた(大阪)地下駅」を核に、先進オフィスや商業機能、富裕層向けのスーパーラグジュアリーホテル、MICE施設などを整備するプロジェクト。JR大阪駅をはじめとした7駅13路線が利用可能な立地で、関西広域から高いアクセス性を誇る。国内外からのアクセス起点である関西国際空港、大阪国際空港、新大阪駅へのアクセス性も高く、今後増加が見込まれるインバウンドと周辺の開発計画なども合わせ、発展が期待されている。
計画地は大阪駅北大深西地区 土地区画整備事業区域内6街区他。地区面積は91,150m2。