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住信SBI、口座振替の立替払いサービス「口座引落アシスト」

住信SBIネット銀行は、中小企業向けに、口座振替が残高不足を理由に引き落としができなかった場合に立替払いを行なう「口座引落アシスト」の提供を開始した。最大立替期間は180日。同サービスの対象とできる口座振替契約は指定されており、現時点で「ハルエネでんき」などを運営するハルエネのインフラ供給代金のみとなっている。

利用には、同行に代表口座を持ち、指定する口座振替委託者との口座振替契約を締結しており、かつ指定する保証会社の連帯保証が受けられる必要がある。立替金の返済時に、対象となる口座振替契約ごとに異なる立替払い手数料を支払う(ハルエネの場合は無料)。返済は、同行口座への預入により自動的に行なわれる。

同行は、口座維持手数料無料の法人口座でのインターネットバンキングや、AI審査による事業性融資など、IT技術を活用した中小企業向けのサービスに取り組んできた。口座引落アシストでは、収納代行サービスを提供するスマートビリングサービスと提携する。同行はこれまで、「NEOBANK」戦略のもと、個人の顧客を基盤とするパートナーと連携してきたが、法人の顧客を基盤とするパートナーと初めて連携する。