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相模大野の伊勢丹跡地に地上41階“CO2排出ゼロマンション”

野村不動産は、電気・ガス併用の新築分譲マンションで国内初という“CO2排出量実質ゼロ”を謳う、プラウドシリーズのマンションを建築する。2025年3月に竣工予定で、場所は相模大野の伊勢丹跡地で進められている「(仮称)相模大野4丁目計画」。

同マンションは東京ガス供給エリアで新築分譲マンションに初採用という「カーボンニュートラル都市ガス」を全687戸に導入予定。マンション内で使用する電気は、実質再生可能エネルギー100%の電気料金プラン「さすてな電気」や、物件が立地する相模原市内にある卒FIT太陽光由来などの再生エネルギーの採用を予定。野村不動産では同様のスキームをほかの物件にも展開する方針としている。

このほか建築時のCO2の削減にも取り組み、既存の建物の利用や工期短縮、再生エネルギーを活用した仮設電力の使用などで、建設時のCO2排出量は35%以上の削減を目指す。またほかの物件でも同様の取り組みを本格化させる。

マンションの専有部は高効率設備や高断熱化などで省CO2化を図る。共用部は地上の広場に防災設備や防災拠点機能を備える。屋内平置き駐車場は約200台の全区画に充電用コンセントを設置、実質再生可能エネルギーの使用を予定する。急速充電器付きの来客者用駐車場や電気自動車のカーシェアも予定する。

マンションの敷地面積は10,186.49m2、延床面積は約85,000m2。地上41階、地下3階で、687戸を予定する。

地上部