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コクヨ、木製家具の新ブランド「yuimori」

コクヨは、木製家具の新ブランド「yuimori(ユイモリ)」を立ち上げる。国産木材をはじめとする日本で生まれる素材を活用し、素材ごとに分解可能な設計によってリサイクルや適切な廃棄ができる製品を展開する。1stプロダクトの発売は2022年春予定。

森林があるべき姿を保ち続けるために、間伐された木材をできる限り、無駄なく活用していく活動の1つ。家具に不向きとされていたスギやヒノキから丈夫で美しい家具を生み出す「Roll Press Wood」技術を確立した天童木工をパートナーに、木を生かすものづくりによる、自然共生社会への貢献を目指す。

1stプロダクトでは、建築やプロダクトデザインの活動をしている芦沢啓治氏が、デザインおよびディレクションを担当。

コクヨが高知県の大正町森林組合(現在の四万十町森林組合)とともに、2006年に開始した森林保全活動「結(ゆい)の森プロジェクト」において、結の森を保全するために間伐したヒノキを使用した合板を立体的に曲げて成型。素直な構造体と曲げ合板を組み合わせることで、力強いフォルムでありながらシンプルなデザインを追求している。

1stプロダクトのプロトタイプが、コクヨ東京ショールームにて11月4日より展示されている。