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エース、豪雨対応リュックやバンパー再生スーツケースなど’22春夏モデル

エースは、2022年春夏モデルのビジネスリュックやスーツケースなどを関係者向けに公開した。豪雨・暑さ・自転車通勤に対応する高機能ビジネスリュックや、マツダの自動車バンパー再生素材を使用したスーツケースなどをラインアップする。

イチオシは豪雨対策を施したビジネス・カジュアル兼用リュック

エースがビジネスリュックでイチオシとするモデルは、「ace.」ブランドで展開する、'22年3月上旬発売予定の全天候型高機能ビジカジシリーズ「マルチタイド」。豪雨対策、暑さ対策、自転車通勤対応の3つの特徴を持つ。サイズは3サイズで、価格は28,600円から31,900円。

ace. マルチタイド リュック

豪雨対策として、フロント部分にウォーターシールドポケットを配置。またレインカバー付属で、リュックのボトム部分に収納スペースを備えている。

暑さ対策としては、背面に凹凸のあるクッション材を使用することで空気の通り道を確保。放熱性を向上させることで背中の蒸れを軽減する。

自転車通勤に関しては、ワークスタイルの多様化によるビジネスファッションのカジュアル化に対応。オンオフで使えるデザインを採用するとともに、同シリーズでリュックのほかスリング型ボディバッグをラインアップし、自転車通勤に適したハンズフリー形状を揃える。カラーはブラックとコヨーテの2色展開。

そのほかビジネスリュックおよびバッグの新モデルとして、背中が涼しいエアベンチレーション機能搭載の「ラパックエア V2」の機能性やデザイン性を向上させたモデルや、本体素材に抗ウイルス・抗菌加工を施した、前持ちもしやすいリュックおよびトートバッグのシリーズなどを、1月から4月にかけて展開する。

現行モデル(写真)を進化させた様々なモデルが登場する

マツダのバンパーを再利用したスーツケース

スーツケースではプロテカより、マツダの自動車バンパー再生素材を使用したスーツケース「マックスパス RI」を、'22年3月中旬に発売する。100席以内機内持ち込み基準サイズで、容量は38L、重さは3.5kg。価格は39,600円。

マックスパス RI

マックスパス RIでは、使用済み自動車のバンパーをリサイクルする技術により再生されたポリプロピレン樹脂をスーツケース外装部に100%使用。内装仕切りとインナーケースには、生地の端材をリサイクルした再生ポリエステルを使用している。

クルマのライフサイクルを通して環境負荷低減に取り組むマツダと共同で開発したモデルで、再生素材活用のほか、リサイクル時の負荷を軽減するため、金属パーツを削減できるインジェクション成型を採用している。

スーツケースではそのほか、ace.ブランド最軽量となるモデルや、シンプルを追求したミニマルデザインモデル、プロテカのエントリーモデルなどを、1月から4月にかけて展開する。

なおスーツケースは近年、新型コロナの影響で売上が減少しており、特にサイズの大きなモデルに影響があったが、緊急事態宣言解除以降はスーツケースの動きが出てきて、大サイズに関する問い合わせも増えているという。

オロビアンコブランドでもオールウェザー対応

Orobianco(オロビアンコ)から、雨や汚れに強いオールウェザー対応のバックパック「LIBERO」を、'22年4月に発売する。2サイズ展開で、価格は35,200円から37,400円。

Orobianco LIBERO

本体素材に、水を弾き内部に滞留した湿気を逃がす透湿撥水素材「ブリザテック」を使用。付属のレザーにも撥水加工を施している。また、トレンドを取り入れたシンプルなデザインも特徴としている。

オロビアンコからはそのほか、オールレザーシリーズなどを、3月から5月にかけて展開する。

竹内海南江さんによる共同開発ブランド「カナナプロジェクト」では、コーディネートのバランスを重視したシンプルバッグシリーズを、2月から3月にかけて展開する。

カナナプロジェクト