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WAONで採用。DNP、Apple Pay対応支援サービス

DNP電子マネーエミュレーションサーバのシステム概略図

大日本印刷(DNP)は、電子マネーを発行している事業者を対象に、Apple Pay対応に必要なシステム連携を容易にするクラウドサービス「DNP電子マネーエミュレーションサーバ」の提供を開始した。すでに、10月21日にサービスを開始したWAONのApple Pay対応で採用されている。

Apple PayでのWAON利用イメージ

事業者がApple ウォレット内へのバーチャルカード発行、チャージ(入金)、カード情報更新・参照、事業者の管理利用登録といった機能に対応する際に必要な処理を支援するサービスで、DNPが1980年代より培ってきたICカードやキャッシュレス決済の実績、技術を活かして開発された。

同サービスは、DNPのICカードベンダーとしての高いセキュリティ基準に準拠しており、事業者はサービスの仕様に合わせることで、安心・安全なサービスを、比較的低コストかつ短期に導入できる。あわせて、Apple Pay対応に必要なサポート体制も提供される。

コスト面では初期導入費用と、月額固定費用・従量課金の組み合わせで、契約内容により単価を個別に算出する。