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セイコー、分針がメトロノームになる腕時計
2021年11月2日 08:00
セイコーインスツル(SII)は、メトロノーム機能を備える腕時計「メトロノームウオッチ」を発売した。クォーツ式の腕時計で、価格はオープンプライス。SII公認ECサイト「みらい奏楽舎」での販売価格は17,600円~20,900円。
楽器の演奏に必要なメトロノーム機能と基準音機能を搭載。外出先でのちょっとした楽器の練習時などに利用できる。
メトロノーム機能は、メトロノームモードから任意のテンポを設定することで、時計の分針がリズミカルにダイヤルの上を左右に往復し、ピッピッという電子音とともに視覚的にテンポを確認できる。テンポは、40~304(BPM)までの41ステップで、実用的な仕様としている。
使い方は、モードボタンを1回押し、メトロノーム機能を選択。プラス(マイナス)ボタンを押して時針を動かし、希望のテンポ値を設定するとテンポに合わせて分針が往復運動を始める。サウンドボタンを押せばテンポ音のオンオフを切り替えられる。
基準音機能は、楽器を演奏する前のチューニング(音合わせ)に使う機能で、合奏時や1人で練習する際も一般的なAの音と、吹奏楽のチューニングに使われるB♭の音を、440、442、443Hzの3種のピッチから選択し基準音を鳴らすことができる。
使い方は、モードボタンを2回押し、基準音機能を選択。プラス(マイナス)ボタンを押して希望の基準音を設定。時針が音名「AまたはB♭」を、分針が基準ピッチ「440、442、443hz」を表し、サウンドボタンを押すことで基準音を鳴らすことが出来る。
デザインはスタンダード(6種)とカジュアル(4種)の計10種。スタンダードは落ち着きのあるワンカラーのダイヤルに、メトロノームの拍数を緻密に並べた機能的なデザイン。カジュアルは明るくポップなカラーで、テンポの変化をドットで表現する遊び心のあるデザインとしている。価格はカジュアルが17,600円、スタンダードが20,900円。
電池寿命はメトロノーム機能テンポ120で120秒間/日、基準音モード20秒/日で使用の場合、約2年。日常生活防水。ケースサイズは共通で、36.5×39.6×10mm(幅×縦×厚さ)。