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福井駅前再開発着工、'24年夏完成。ホテル・オフィス・マンションなど

長谷工不動産、阪急阪神不動産、マリモ、コスモスイニシアの4社は、参画する「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」について、10月15日の着工を発表した。再開発では、JR福井駅西口に地上27階・高さ約120mのホテル・オフィス棟と、地上28階・高さ約100mの住宅棟からなる複合施設を新設する。工事完了は'24年夏頃を予定する。

ホテル・オフィス棟は、低層階にオフィスフロア、高層階にホテルを設けるほか、カンファレンスホールや広場を配置する。

住宅棟は、1LDK~4LDKの多様な間取りでシングルからファミリーまで幅広い層に対応する118戸の一般向け分譲住宅を高層階に、大浴場やダイニングラウンジなど多彩な共用施設とフロントサービスを備える106戸のアクティブシニア向け分譲住宅を低層階に、それぞれ配置する。長谷工不動産ら4社は、再開発組合の参加組合員として、住宅棟の売主を担う。

完成予想パース

再開発の計画地は戦災復興期に整備された地区で、建築物などの多くが老朽化し、更新時期を迎えているとともに、北陸新幹線福井駅開業にあたり、観光や業務など多様なニーズを充足する都市機能の更新が求められている。

位置図
再開発地区の状況

計画地は福井市中央1丁目3500番(地番)、施行区域面積は約1.3ha、建築面積は約5,790m2、延床面積は約51,830m2