トライアル、名古屋市にスマートストア。東海地方初

トライアルカンパニーは、同社として東海地方初のスマートストア「スーパーセンタートライアル名古屋茶屋店」をオープンした。

自社開発の「スマートショッピングカート」を約200台、「リテール AI カメラ」を約30台導入する(今後拡大予定)ほか、デジタルサイネージ約50台も運用し、「レジ待ち無し」「利用客と商品のマッチング」など、リアル店舗の機能拡張や価値増大を図る。

東海・中部エリア限定での「味噌かつ丼」や「とんてき丼」、「ゆかり天むす」などの惣菜商品も販売し、取扱商品のローカライズも進める。

味噌かつ丼

とんてき丼

ゆかり天むす

所在地は、愛知県名古屋市港区秋葉2丁目74番地1。店舗面積は約1,300坪。取扱商品は生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品、他。営業時間は24時間(年中無休)。駐車場は291台。

スマートショッピングカートは、専用のプリペイドカードをカートに登録し、付属のスキャナーで利用客が商品バーコードを読み取り、最後に専用ゲートを通過することでキャッシュレス決済が可能なもの。レジ待ちをせずに買い物ができる。

同社では、リアル店舗での買い物は約8割が「非計画購買」であるとし、スマートショッピングカートによるクーポン配信や、デジタルサイネージを活用した施策等によって「リアル店舗のメディア化」を行ない、商品と利用客のマッチング促進、買い物体験の向上を図るとしている。