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歌舞伎町のエンタメ施設再開発、新型コロナ対策をパッケージ化
2021年10月12日 17:20
東急および東急レクリエーションは、新宿歌舞伎町エリアで進める「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」について複数の感染症対策が評価されたことから、国土交通省の「新しい日常に向けた対策を誘導する」ことなどを盛り込んだ新宿駅周辺地域の新しい地域整備方針に基づく民間都市再生事業計画として、初の認定を受けた。
計画では、新宿歌舞伎町エリアに、多様な文化を発信する映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設、ホテルなどからなる地上48階・地下5階、約225mの高層複合施設を整備。リムジンバスの乗降場整備や西武新宿駅前通りのリニューアルを行なう。2022年度竣工予定。
新型コロナウイルス感染症対策として変化したニーズに合わせ、空調設備などを強化。自然換気機能の導入などの換気対策や、チケット認証などの非接触対策、エレベーター定員切替制御やロボットの導入によるソーシャルディスタンス確保対策など、複数の感染症対策をパッケージ化した。開業後も、感染状況に応じたきめ細かな対策を実施していくとしている。
同計画は、「先導的な感染症対策等を実施する文化・芸術施設等の集客施設」を対象とする、「官民連携まちなか再生推進事業」の「国際競争力強化施設」として令和3年度補助金の交付も決定した。