ドコモ、dポイントで連携する「エコノミーMVNO」開始。NTT Comなど

NTTドコモは、dアカウントやdポイントなどを活用するMVNO(エコノミーMVNO)との連携に合意した。ドコモ以外の事業者がdポイントなどを活用する低容量の料金プランを提供可能にするもので、最初のエコノミーMVNOとしてNTTコミュニケーションズとフリービットの2社と合意した。

エコノミーMVNOでは、ドコモの回線を使いながら、ドコモの小容量プランよりもさらに低廉なデータ容量3GB以下のサービスの提供を想定。サービス提供主体はエコノミーMVNOとなるが、利用料金に応じたdポイントの進呈や、マイページなどのdアカウントでの認証、通信料金へのdポイントの充当など、ドコモならではの連携を展開していく。

また、全国のドコモショップ約2,300店舗で、エコノミーMVNOの新規契約などが可能となり、インターネットでの手続きやスマートフォンの初期設定などのサポートも予定している。

NTT Comは、「OCNモバイルONE」において、月額550円で、月間の利用データ量が0.5GB(60歳以上は12カ月間実質1GB)の新プランを10月21日からスタート。毎月最大10分相当の無料通話が利用できる。また、OCNでdポイント取り扱いを開始する。

フリービットも今後、約2,300店舗のドコモショップでの「トーンモバイル for docomo(仮称)」の販売を予定。また、12月を目途に、ドコモショップで、トーンモバイルブランドの家族向け見守りサービス「TONEファミリー」搭載のティーン向けSIMサービスの販売を予定している。