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お盆・GWの新幹線は400円増し。JR東など'22年4月から指定席特急料金
2021年10月5日 18:31
新幹線において、繁忙期と閑散期で4段階の価格差を付ける新料金体系がスタートする。東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸の各新幹線とJR東日本の一部の特急列車が対象で、シーズン別の指定席特急料金を改定する。2022年4月1日の乗車分から適用する。
現在、特急列車の指定席特急料金は3段階に分かれており、閑散期は通常期の指定席特急料金の200円引き、繁忙期は200円増しとなっている。'22年4月以降は、利用が特に多い年末年始・ゴールデンウイーク・お盆期間の「最繁忙期」は400円増しとし、4段階の料金設定となる。
一方で、最繁忙期や繁忙期の前後には、閑散期や通常期(一部の期間は繁忙期)を設定。「利用日をズラすことでお得」という点を強調していく。2021年度と22年度の比較では、値上げとなるのが46日、値下げとなるのが51日。
対象となる路線は、北海道・東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線のほか、JR東日本の一部の特急列車(つがる号、いなほ号、しらゆき号、草津号、成田エクスプレス号、わかしお号、しおさい号、さざなみ号など)。