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三井住友カード、”カードレスカード”発行開始。「三井住友カード(CL)」
2021年10月4日 11:23
三井住友カードは、10月4日からVisaブランドのクレジットカードとしては国内初のプラスチックカードが発行されないカードレスカード「三井住友カード(CL)」を提供開始する。
また、LINE Payにおいても、4日から「Visa LINE Pay クレジットカード(CL)」(カードレス LINE クレカ)を提供開始するほか、今後「ANA カード」においても、同サービスの導入の検討を開始していく。
三井住友カードでは、デジタルファーストの利用の流れを汲み、新たなキャッシュレス体験の一つとして、プラスチックカードの発行を行なわない「三井住友カード(CL)」を開始。スマートフォンから申し込み後、最短5分でカード番号を発行し、すぐにインターネットで買い物ができる。また、Apple Payなどのモバイル決済サービスに登録し、Visaのタッチ決済などで、店頭での買い物も即時で行なえるようになる。
国際ブランドはVisaとMastercardに対応。Apple Payに登録することで、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスによる非接触決済が行なえる。iDにも対応する。なお、Google Payは対応予定としており、Androidユーザーは、当面ネットショッピングのみでの利用となる。
個人カードのみの発行で、18歳以上が対象。年会費は永年無料(家族カードも無料)で、利用枠は最大100万円。海外旅行傷害保険は最高2,000万円。利用額などはVpassアプリから確認できる。
ポイントはVポイントで、200円(税込)につき1ポイント(0.5%還元)付与。セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソン・マクドナルド利用ではカード支払いで+2%の2.5%、Apple PayでVisaのタッチ決済を使うとさらに+2.5%で5%還元となる(iDの場合は最大2.5%)。
加入キャンペーンも実施。新規入会&利用で最大5,000円相当のVポイントをプレゼントする。
三井住友カードでは、カード券面にカード情報表記がないナンバーレスカード「三井住友カード(NL)」を2月に発行開始。アプリと一体的に利用するクレジットカードを“キャッシュレス時代の新しいスタンダード”として提案し、7月に発行したゴールドカードとあわせてシリーズで68万枚を発行している。
また、Apple Payなどのモバイル決済も登録者数が5年間で7.6倍、決済額は5年間で44倍となり、スマートフォンだけで買い物するスタイルが浸透してきている。そのため新たな選択肢として「カードレス」を提案していく。
なお、後日カードを発行することも可能。また、最初からカードありを希望する場合は「三井住友カード(NL)」を申し込むよう呼びかけている。
LINE Payもプラスチックカード発行不要の「Visa LINE Payクレジットカード(CL)」(カードレスLINEクレカ)を提供開始し、「カードレスLINEクレカリリース記念キャンペーン」を実施。キャペーン期間中、LINEクレカに新規入会し特典の条件を達成すると、LINEポイント最大6,000ポイントをプレゼントする。