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加熱式たばこ用「ラッキー・ストライク」発売。glo新銘柄

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式たばこ「glo hyper」用スティックとして、「LUCKY STRIKE(ラッキー・ストライク)」ブランド2銘柄を、11月8日に発売する。価格は12本入りで290円。

発売するのはglo hyper(グロー・ハイパー)用で、「ラッキー・ストライク・ダーク・タバコ」、「ラッキー・ストライク・リッチ・タバコ」の2銘柄。濃厚な味わいを特徴としており、紙巻たばこにおける高タール商品を好む人をメインターゲットとしている。また、gloでは初の試みとなる12本入りのコンパクトサイズを採用し、お試しでも購入しやすい290円という価格としている。

ラッキー・ストライク2銘柄の発売を記念し、数量限定デザインの「グロー・ハイパー・プラス・リーフ・エディション」を11月15日に発売する。価格は980円。ラッキー・ストライクと限定デザインの販売は、gloストア、gloスポット、オフィシャルオンラインショップ、コンビニエンスストアを含む全国の主要たばこ取扱店。

グロー・ハイパー・プラス・リーフ・エディションとラッキー・ストライク

そのほか10月に、glo hyper用「ネオ・ワイルド・メンソール・スティック」、glo hyper+デバイス「オータムリーブス・エディション」を発売する。販売はgloストア、オフィシャルオンラインショップ。

ネオ・ワイルド・メンソール・スティックは、メンソールカプセルに加え、glo史上初のジェルテクノロジーを搭載。メンソールの味わい・冷涼感をより長く味わえるとしている。発売日は10月18日、価格は20本入り540円。

ネオ・ワイルド・メンソール・スティック

オータムリーブス・エディションは、秋の風物詩である紅葉をイメージし、デバイスカラーにゴールドをあしらったデザインが特徴。ブラック・オータム・ゴールドとシャンパン・オータム・ゴールドをラインアップする。発売日は10月4日、価格は480円。

グロー・ハイパー・プラス・シャンパン・オータム・ゴールド(左)とブラック・オータム・ゴールド(右)

デバイスを手頃な価格とすることで紙巻から移行しやすく

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)グループでは、2025年に非燃焼性たばこ製品からの売り上げを50億ポンドとし、2030年までに非燃焼性たばこユーザーを5,000万人まで増やすことを目標に掲げる。中でも日本はBATグループ全体のglo製品売上の約60%を占める重要な市場と考えており、今後も紙巻きから加熱式への移行を促進していく構え。

BAT)グループのビジョンを説明するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン 社長 ジェームズ 山中氏

移行する上でのハードルの1つとして、デバイスの価格を挙げる。好みに合わなかった場合のことを考えるとデバイスを買いづらいというユーザーの考えを汲み、移行への障壁を下げるために紙巻2箱分よりも安い価格でデバイスを提供していること、スティックも紙巻たばこよりも安い価格に設定していることを強調した。ラッキー・ストライクで本数を減らして低価格にしている点も、移行しやすくするためであると説明した。

またBATでは加熱式たばこ以外にも、パウチを歯茎と頬の内側の間に挟むタイプの無煙タバコ「VELO(ベロ)」を15個入り300円で展開しているが、新たに購入しやすい5個入りの商品を、福岡市内のファミリーマートおよびAEON九州の一部店舗にて11月1日に発売する。価格は100円。ラインアップは「ベロ・ポーラー・ミント・ライト・ポケット」、「ベロ・ルビー・ベリー・ライト・ポケット」。

左2つが従来の15個入り、右2つが5個入り。それぞれ左がポーラー・ミント、右がルビー・ベリー

そのほか、加熱式たばこのラインアップ拡充を進め、紙巻たばこから移行する人も含めたユーザーニーズを満たしていくことを目指す。

たばこ市場については、2019年時点の非燃焼性たばこシェアは22.8%だが、2025年には50%を超えると予測。gloの加熱式たばこにおけるシェアは、2018年の4.3%から、2021年には6.2%まで伸びており、今後も継続的な成長を目指す。