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Suica履歴から旅費を精算。コンカーとJR東日本

コンカーとJR東日本は、Suicaの利用履歴データから、コンカーのユーザー企業が旅費精算を行なえる有償サービスの提供を10月より順次開始する。

鉄道やバスをSuicaで利用すると最短で乗車翌日にSuicaの利用履歴データが「ConcurExpense」に自動連携される。これにより、Concur Expenseを使う企業は旅費精算時の入力業務負荷を削減でき、承認者や経理部門によるチェックの負担も軽減できる。また、タクシーなどを利用した際のSuica利用履歴データを「デジタル明細」として利用できるため、領収書やレシートの受領も不要になり紙を削減できる。

対象は、10月以降、新たにConcur Expenseを利用する企業で、既存の企業については2022年に提供を開始する予定。サービスの対象となるSuicaは、My Suica(記名式)とモバイルSuica。

Concur Expenseは交通系ICカードや各種法人カード、QRコード決済アプリなどとデータ連携することで、経費入力業務を省力化する経費精算・管理クラウド。電子帳簿保存法に対応し、経費精算業務におけるペーパーレス化を実現する。