「BASEカード」開始。ネットショップの売上をすぐに活用

ネットショップ作成サービスの「BASE」は、ネットショップの売上をVISA加盟店で利用できるバーチャルカード「BASEカード」の提供を開始する。9月21日から先行受付を開始し、翌週以降に順次バーチャルカードを発行する。

BASEカードは、BASEのネットショップ売上をすぐに利用でき、小規模店舗の資金繰り対策などに活用できる点が特徴となる。まずは、オンライン決済で利用できるバーチャルカードとして発行し、2022年の上半期中にはリアルカードも発行予定。オンライン・オフライン問わずネットショップの売り上げを利用可能にする。

中小店舗では、資金繰りに困るケースが約半数のため、BASEではこれまでも、加盟店に対して売上金の入金日を最短で翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」や、資金調達をリスクなく行なえる「YELL BANK」などを展開していた。BASEカードでは、売上をすぐに使えるようにすることで、資金繰り早期化を推進する。

BASEでは「お急ぎ振込」「YELL BANK」「BASEカード」に加え、2022年中の提供を目標に「発送前の売上の買取」や、新たな資金調達サービスも開発予定。ショップ運営を円滑に行なうための金融事業を提供する。

また、カードご利用時の決済金額から最大で5%をキャッシュバックする「BASEカードリリース記念キャンペーン」を9月28日から12月26日まで実施。eKYC利用の場合は5%、利用しない場合は1%のキャッシュバックとなり、1決済あたり上限500円まで。eKYCの場合はカード1枚に付き上限5,000円、eKYCを利用しない場合は1枚に付き上限2,000円となる。