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Google ニュースショーケース、日本で開始。新聞など40社が参加

Googleは、国内の報道機関に向け「Google ニュースショーケース」を提供開始する。読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、中日新聞、河北新報、京都新聞などの全国紙・地方紙と、時事通信、共同通信など国内40社以上の報道機関が参加する。

Google ニュースショーケースでは、提供元ごとに記事が「パネル」でわかりやすく表示され、記事提供社(パブリッシャー)は、ニュースを自ら届けられるほか、記事の掲出方法やブランディングを直接的に制御できる。新聞社や通信社の主要ニュースをアプリやモバイルWeb上で確認できる。

パネルは、Android、iOS、モバイルWebのGoogle ニュース、iOSのDiscover に表示され、パブリッシャーのサイトにトラフィックをもたらす。また、読者をウェブサイトの記事全体に誘導し、パブリッシャーへのトラフィックを増やし、パブリッシャーと読者の関係を深める。

パブリッシャーとのライセンス契約の一環として、読者が一部の有料コンテンツへアクセスできるよう、参加する報道機関に支払いを行なう。読者により多くの記事へのアクセスを提供し、読者とパブリッシャーとの関係を深めることで、サブスクリプションの拡大に貢献するとしている。

Google ニュースショーケースは、インド、ドイツ、ブラジル、カナダ、フランス、英国、オーストラリア、チェコ、イタリア、コロンビア、アルゼンチンを含む12カ国以上で1,000社を超える報道機関が参加し、国や地域は今後も拡大予定。

参加する報道機関