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デジタル天体望遠鏡「eVscope 2」。ニコン接眼レンズと新センサー

デジタル天体望遠鏡開発を行なうUnistellarは、ニコンと協業したデジタル天体望遠鏡「eVscope 2」の予約を開始し、11月中旬に発売する。価格は529,800円。

星座知識が無くてもすぐに天体観測ができるデジタル天体望遠鏡「eVscope」の後継モデル。星の発する光をデジタル技術により短時間で増感することで、通常の光学レンズのみの望遠鏡では得られない、よりはっきりとした映像を見ることができる「エンハンスト・ビジョンテクノロジー」を搭載。「ADF」(自動フィールド検出機能)により、スマートフォンアプリで指定した星座などを自動的に探してくれるため、天体観測の知識が無い初心者でも30分程度で観測を始められるとしている。

新たにニコン製接眼レンズを採用し、光学性能を強化。Unistellarのエンハンスト・ビジョン技術と合わせ、より没入感のある観測を可能にしたという。また、搭載するソニー製センサーは、新たに「IMX 347」を搭載。3,200×2,400ピクセル(770万画素)の撮影を可能にする。

UnistellarのECサイトで9月14日から先行予約を開始する他、ニコンダイレクトでも10月から予約受付を開始する。

光学倍率は50倍。口径は4.5インチで、焦点距離は450mm。極限等級は1分間最大16等星(好条件で数分間撮影した場合は最大18等星)。バッテリー駆動時間は10時間。重量は9kg(三脚含む)。