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りそなと百十四銀行がバングキングアプリで提携

りそなホールディングスは、香川県高松市に本店を置く百十四銀行とデジタル分野における戦略的業務提携を締結し、百十四銀行の個人顧客向けに新たなバンキングアプリを共同開発する。

「りそなグループアプリ」の基本機能やユーザーインターフェースを継承しながら、百十四銀行のシステム向けの新規開発を行なう。2022年度中にアプリを提供予定としている。

百十四銀行は、香川県で約50%のシェアを誇り、四国を中心に高いプレゼンスを持つ。同行では、自社でアプリを提供してきたが、ユーザー評価の高い「りそなグループアプリ」をベースにしたものを導入し、アプリによる非対面ビジネスの強化や営業プロセス・店頭事務改革など行ない、「いつでも」「どこでも」スマートフォンで手続きが完結する体験の提供を目指す。

百十四銀行の既存のアプリも10万程度ダウンロードされているが、将来的には新アプリに集約する方向。新アプリでは初年度10万ダウンロードを目標とする。

また、両社は今後、デジタルマーケティングやデータ分析、データビジネスの高度化や人材交流によるノウハウの共有などの協力も予定。デジタルプラットフォームの活用領域の拡大や他金融機関・異業種との連携も検討していく。