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新丸ビルにろう・難聴者向けリアルタイム字幕透明ディスプレイ
2021年9月6日 12:36
ピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)と三菱地所、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)は、多様性のあるまちづくりを目指し、先端テクノロジーを活用した実証実験を開始する。第1弾は「字幕透明ディスプレイ」と、吸音材「iwasemi」で、新丸ビルにて9月17日以降、順次始動する。
PxDTは、現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)および、ダイバーシティ・ヘルスケアを事業の柱とする大学発ベンチャー。落合陽一氏が代表を務める。
今回の実証実験では、PxDTの持つ先端テクノロジーによりまちの課題を解決し、デジタルによる多様性のあるまちづくりを推進していくことを目的としている。
リアルタイムで字幕を表示「字幕透明ディスプレイ」
「字幕透明ディスプレイ」は、ろう・難聴者や多言語話者向けの、リアルタイムで字幕を表示するディスプレイ。話し手が自動音声認識の誤認識を確認するために、文字起こしの結果がディスプレイの両側に表示される。透明度の高いディスプレイにより、ボディランゲージと文字の両方を確認しながら会話できる。
さらに、同時翻訳機能を備えており、日本語‐英語間のコミュニケーションの円滑化も期待されるという。今回の実験では、新丸ビル1階の受付に設置される。期間は9月17日~30日。