YouTube Premium/Music、5000万人超え

Googleはは2日、「YouTube Premium」と音楽サービス「YouTube Music」の2つの月額有料サービスの利用者が5,000万人を突破したと発表した。YouTube Musicは「音楽サービスの中で最も急速に成長している」という。

YouTube Musicは、月額980円で広告無しで音楽ストリーミングを楽しめるサービス。バックグラウンド再生やオフライン再生などの機能を搭載する。YouTube Premiumは、YouTubeを「広告無し」で楽しめるほか、YouTube Musicも付帯し、月額1,180円。

YouTubeが有料サービスをスタートしてから約6年が経過したが、YouTube PremiumとYouTube Musicにより、YouTubeの収益化の柱となり、コンテンツとコミュニティの発展に寄与しているという。5,000万人の内訳は公開していないが、無料のトライアルを含んだ数字。なお、Spotifyの有料契約者は1億6,500万人。

YouTube MusicとYouTube Premiumでは、両サービスを生かした独自の展開を行なっている。例えば、YOASOBIは、「三原色」のミュージックビデオをプレミア公開し、翌日にライブ配信を実施。YouTube Premium会員限定トーク配信では、終えたばかりのライブ映像をYOASABIと一緒に見られるなど、音楽と動画、トークなどを組み合わせ、「コンテンツを深く掘り下げられるプラットフォーム」として展開。ファンとアーティストのつながりを強化している。