自衛隊大規模接種センター、9月は「若者優先」。東京は3日18時予約開始

防衛省は、新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊 大規模接種センター」において、9月は18歳から39歳の若年層に対する優先接種を行なう。東京のセンターでは、9月4日から25日分の接種予約を3日の18時ごろから開始する。大阪のセンターは、1週間ほどで予約システムを改修し、その後若年層向け予約を開始する。

東京センターにおける接種予約はWebサイトとLINE、電話。なお、この予約が満了するまでの間、40歳以上の人は予約専用Webサイトからマイページを確認できなくなる。

新型コロナの感染拡大が続く中、ワクチン接種の開始が遅く、接種率が低い水準になっている若年層に集中的に接種を行なう。9月の1カ月で東京・大阪において約3万人の予約枠を設ける。

また、当初は9月25日頃までとしていた自衛隊大規模接種センターの運営期間を、11月30日まで延長する。政府は10月から11月のできるだけ早い時期に、ワクチン接種を希望する全ての人への2回接種の完了を目指す方針で、防衛省もこの目標達成に向けセンター運営の延長を決めた。

なお、東京都でも多くの接種会場を用意しており、16～39歳までの若者向けの接種会場も都庁北展望室、都庁南展望室、乃木坂会場などを展開している。