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三菱UFJ、資産形成サポート「Money Canvas」。スマホで投信から保険まで

三菱UFJ銀行は、資産形成の総合的なサポートを目的としたサービス「Money Canvas」を、12月から提供する。大和証券グループのCONNECT、auカブコム証券、東京海上日動、損害保険ジャパンらと協業する。

Money Canvasは、「まっしろなキャンバスに絵を描くように、自分に合った資産形成プランを描き実現する」ことを目的とした資産運用プラットフォーム。MUFGグループおよび協業各社が提供する株式、投資信託、クラウドファンディング、保険、ポイント運用といった金融商品・サービスの中から、自分に合ったものを選んで組み合わせることができる。

商品の検討や購入はスマートフォンで可能。また、ニュースやコラム、リスク許容度に応じた運用スタイルの診断サービス等、資産形成に関する情報を提供する。

スケジュールは、10月からポイント運用を開始し、12月にMoney Canvasを正式にリリースして株式、合同金銭信託、クラウドファンディング、投資一任型サービスを開始する。さらに'22年4月から保険を開始する。

10月に開始するポイント運用では、資産形成を始めるきっかけ作りとして、ポイント運用およびポイントの株式交換サービスを提供。STOCK POINT が提供する「STOCKPOINT for MUFG」において、利用者が持つ提携ポイントを毎日の株価等に連動して運用することで、資産運用の疑似体験ができる。また、CONNECTのサービスを通じてたまったポイントを株式に交換できる。

正式リリースとなる12月には、MUFGグループの各企業や協働各社と連携し、各種金融商品・サービスをスマートフォンで一体提供するプラットフォームを構築する。金融商品・関連サービス(提供企業)は、株式・投資信託(au カブコム証券、三菱UFJ銀行)、合同金銭信託(三菱UFJ信託銀行)、クラウドファンディング(ファンズ)、投資一任型サービス・ロボアドバイザー(三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ウェルスナビ)。

'22年4月からは、資産形成においては病気や事故などの不測の事態や将来の介護に備えることも重要という考えから、保険商品を提供。東京海上日動、損害保険ジャパンと協業する。

東京海上日動火災保険とは、新たな保険商品・サービスの共同開発を行なうことを発表しており、保険商品を順次拡充していく。

東京海上日動火災保険との協業で提供予定の商品・サービス

損保ジャパンとは、損保ジャパンの会員制Webサイト「SOMPO Park」とMoney Canvasの相互連携により各々のサービスを相互に案内し、幅広い金融サービスやコンテンツの提供を図る。また、損保ジャパンの親介護費用補償特約セット団体総合保険「親子のちから」を、Money Canvasで提供する。

なお、Money Canvasのシステム構築および開発の支援はFinatextが担う。