楽天ポイント、累計2.5兆ポイント突破

楽天は、提供するポイントプログラム「楽天ポイント」の累計発行ポイント数が、8月31日に2兆5,000億ポイントを突破したと発表した。'20年9月に2兆ポイントを達成以降、過去最短となる1年弱で5,000億ポイントを積み増した。年間の発行ポイント数についても、'19年は3,200億ポイント、'20年は4,700億ポイントと増加傾向にある。

同社は、ポイント発行数増加の背景として、楽天市場利用の拡大、キャンペーン実施回数の増加、楽天のサービスを組み合わせて使うことで、楽天市場でのポイント倍率が上がる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の利用増加、楽天カードの取扱高の増加などを挙げている。

楽天の各サービスによる「楽天エコシステム(経済圏)」において、ユーザーが複数サービスを利用するクロスユース率は73.9%に上り、楽天会員1人あたりの平均獲得ポイント数は10年間で約3倍になった。

'02年の楽天ポイント提供開始以降、楽天の各サービスのほか、提携サービスや実店舗でも利用可能なポイントプログラムとして拡大してきた。マイボイスコムの調査によれば、ポイント分野で「お客様満足度No.1」の評価を継続して獲得しているという。同社は、今後も楽天ポイントや楽天エコシステムを通じた新たな価値提供に努めるとしている。