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SBI、テーマ投資の「FOLIO」連結子会社化。「SBIラップ」提供へ

テーマ投資「FOLIO」がSBIグループ傘下に入る。SBIホールディングスの金融サービス事業中間持株会社SBIファイナンシャルサービシーズは、FOLIOの親会社であるFOLIOホールディングスの株式を第三者割当増資等により取得し、連結子会社化した。

FOLIOは、複数銘柄で構成された投資テーマに1万円台から投資できる「テーマ投資」や、資産運用を自動で行なう「おまかせ投資」等のBtoC事業、ラップ運用等の一任運用基盤システム及びサービスを提供する「4RAP」などのBtoB事業を展開している。

SBIグループは、FOLIOの子会社化により、新たな金融商品の提供を目指す。具体的には、2021年度内を目途に、SBI証券がFOLIOの4RAPをシステム基盤として導入し、少額から購入可能なファンドラップ「SBIラップ(仮称)」を提供する予定。

また、FOLIOとの協業により、ファンドラップ分野における商品ラインナップを拡充するほか、SBIグループが提携強化を推進している金融機関・事業法人などに、FOLIOの商品・サービス展開も検討していく。

なお、LINE FinancialなどFOILOの既存株主の多くは、引き続き資本パートナーとして協力。SBIグループは、SBI証券や住信SBIネット銀行を通じ、ロボアドバイザー「WealthNavi」を販売しているが、そちらも引き続き販売に注力するとしている。