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ヤフオク!商品をマンションの宅配ボックスで発送。ヤマトなど3社連携
2021年8月25日 15:37
ヤフーとフルタイムシステム、ヤマト運輸の3社は、「ヤフオク!」とフリマアプリ「PayPayフリマ」の商品を、フルタイムシステムが設置した「フルタイムロッカー(宅配ロッカー)」から非対面で発送できるサービスを2022年1月から開始する。
フルタイムシステムは同サービスに対応するロッカーの設置を順次進め、'22年1月にサービスを開始、'23年3月までに全国3,000棟のマンションでの導入を目指す。
ヤフーとヤマト運輸、フルタイムシステムが連携し、利用者は自宅マンションのフルタイムロッカーから「ヤフオク!」「PayPayフリマ」の商品発送を行なえるようになるなど、非対面配送の連携を強化する。
同サービス対応のフルタイムロッカーが設置されたマンション居住者は、「ヤフオク!」「PayPayフリマ」の商品の発送方法で「宅配ロッカー」を選ぶと、自宅マンション内のフルタイムロッカーに商品を入庫するだけで、ヤマト運輸が商品を集荷。非対面で発送手配が完了できる。対象となるロッカーは、フルタイムシステムのカスタマーサイトで確認できるようになる予定。
1.「ヤフオク!」「PayPayフリマ」に商品を出品
発送方法で「宅配ロッカー」を選択
2.取引成立後、商品を梱包
発送情報を入力しているので、発送伝票は不要
3.入庫
マンション内のフルタイムロッカーに、いつでも好きな時間に入庫
4.荷物の引き取り
ヤマト運輸がフルタイムロッカーから荷物を集荷し、発送手配完了。
ヤマト運輸とヤフーは、匿名配送サービス「ヤフネコ!パック」などの展開で協力しており、「ヤフオク!」「PayPayフリマ」で落札された商品発送時に、ヤマトの「宅急便」「宅急便コンパク ト」「ネコポス」の各サービスを、全国一律料金で利用できる。今回の宅配ロッカーのフルタイムシステムが加わることで、宅配ボックスからの集荷を実現し、非接触配達の強化やユーザー利便性の向上を図る。