東武動物公園駅に地域とつながる無印とスーパー。9月16日開業

東武鉄道は、東武スカイツリーライン 東武動物公園駅西口に商業施設を9月16日にオープンする。東武動物公園への来街者と地域の人々のとの交流を生み出す商業施設を目指し、「東武ストア」と「無印良品」が出店する。

同施設では、地域産品や生鮮食料品、生活雑貨等の販売により地域の人の日常生活を支えながら、交流広場「みんなの広場」の整備、シェアキッチンの設置、高齢化が進む地域のニーズを捉えた移動販売など、地域課題解決や地域活性化につながるサービスを提供する。また、施設で使用する電力量の約1/3を賄えるソーラーパネルを屋根一面に設置する。

東武ストア 東武動物公園駅前店の営業時間は9時から21時。地場野菜等の地域産品の販売や、移動スーパー「とくし丸」の運行を予定している。交流広場「みんなの広場」で食べられるようテイクアウトメニューも販売。また、店舗内にはインストアベーカリーの「リトルマーメイド」、「モスバーガー」を展開する。

無印良品 東武動物公園駅前は、衣料品、生活雑貨、食品の販売のほか、レンタルスペース「Open MUJI学び舎」、飲食店営業とお菓子の製造・販売の一連の活動を経験できるシェアキッチン「みんなの台所」、地域の魅力と楽しみ方を案内する「まちの案内所」など、独自のサービス・取り組みを展開する。

また、みんなの広場の活用事業を東武鉄道から良品企画が受託し、企画運営代行を行なう。ピクニックや休息のために自由に開放するほか、地域の人々が自然と集まる場所として、毎日のラジオ体操や日常的なマルシェ、広場を起点とした地域の清掃活動など、生活に根差した定期的な活動を予定している。

所在地は、埼玉県南埼玉郡宮代町中央1丁目2番1号(東武動物公園駅西口から徒歩1分)。敷地面積は約16,428m2、延床面積は約4,899m2。