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無印、雑貨家具特化旗艦店「MUJI新宿」。古着「ReMUJI」など環境対応
2021年8月16日 13:37
良品計画は、新宿地区の中心部に位置する2店舗「MUJI 新宿」「無印良品 新宿」を9月10日にリニューアルオープンする。
MUJI 新宿は、環境や社会の課題に目を向けた商品・サービスと、アート・デザインをテーマとした雑貨、家具に特化した旗艦店としてリニューアル。無印良品 新宿は化粧品や掃除用品、冷凍食品、日替わり弁当などのくらしの基本となる日用品を拡充する。
MUJI 新宿では、古着を染め直して販売する「ReMUJI」を無印良品最大規模で展開。色のバリエーションを増やし、藍色、淡色、墨黒などに染め直して再販売する。また、対象アイテムを拡大し、今まで染めに回せていなかった素材や色も対象となり、洗いなおして、古着として販売する。回収した衣料品にほつれ・破れがあり、今まで規格から外れていたものも、パッチワークなどの加工を施して再商品化していく。不要衣類の回収ボックスも店内に設置する。
不要品回収活動も拡大。無印良品の衣料品、ファブリックスや化粧水ボトルなどプラスチック製品に加え、無印良品のユニット棚パーツや紙袋、古本、保冷剤を回収し、リサイクルやリユースする取組みにつなげる。
また、「もったいない市」を常設。ベッドやデスク、収納用品などの家具から生活雑貨小物まで、製造過程で僅かなキズや汚れができて販売できなくなったものを限定価格で販売する。
フードロス削減の取組みとしては、家庭で余った缶詰・レトルト食品などを店舗で回収し、NPO団体を通じて必要な人に届ける「フード ドライブ」を開始。店内レストラン「Café&Meal MUJI」では、店頭のみで提供していたデリメニューのパック詰め販売もスタートする
その他、多様性に配慮し、男女共用トイレを設置するほか、車椅子のアテンドサービス、手話や多言語対応が可能なスタッフも配置する。
店舗限定のアートやデザインを軸とした置物や食器、家具などを取りそろえる国内の無印良品最大の「IDÉE」売場も展開。地域の作家やクリエイターを招いてイベント等も定期的に開催する。
所在地は東京都新宿区新宿 3-15-15 新宿ピカデリー B1~2F。売場面積は1,042m2。
日用品や食品特化の「無印良品 新宿」
無印良品 新宿では、無印良品全体の商品ラインナップのうちでも購入頻度の高い日用品や食品に品揃えを集中。全ての人々が毎日利用できる「新宿通りのインフラ」を目指す。
1階には、冷凍食品や日替わり弁当、セルフサービスのコーヒーを新宿店で初めて導入。食品の品揃えを拡大する。2、3階では「化粧品」「キッチン用品」「掃除・洗濯用品」「収納用品」において新宿地区最大規模の日用品売場を展開。地下1階には衣服雑貨を揃え、「靴下」「肌着・ホームウェア」は、売り場面積を2倍に拡大した。
また、店舗入口には24時間利用できる無印良品の自販機を5台設置。軽食や飲み物、マスク、歯ブラシ折り畳み傘などを販売する。
所在地は東京都新宿区新宿3-17-1 いさみやビル B1~3F。売場面積は992m2。