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日本郵便とビットキー、スマートロック活用のオートロックマンション置き配
2021年7月27日 12:14
日本郵便とビットキーは、東京都内のオートロックマンションに配達されるゆうパックを対象として、顔認証でオートロックを解錠できるスマートロックを活用した置き配の実証実験を実施する。期間は7月27日から8月20日まで。
ビットキーが開発する電子制御ドア向けのスマートロック「bitlock GATE」を活用。bitlock GATEでは、「人・時間・回数」などの制限付きデジタルキーを発行することで、居住者が不在の場合でも配達員や家事代行スタッフなどが、スマホなどでオートロックのエントランスの鍵を開けられる。
実証実験では、オートロックエントランスのドアと連携したbitlock GATEと、顔認証を可能にするbitlock GATEと連携したタブレット端末を設置。対象者の自宅宛へのゆうパック配達の際、配達員は事前に登録した顔認証により共有部のオートロックを解錠。専有部玄関でインターホンを鳴らし、不在時は玄関前に置き配、在宅時は対象者の希望に応じて手渡し、もしくは玄関前へ置き配を行なう。
実施場所は世田谷区のオートロックマンションで、対象者は事前に申し込みをした入居者。対象荷物はゆうパック、国際小包、EMS。料金の支払いを伴うものや生もの等、一部荷物は対象外。
実証実験では再配達率や配達時間、対象者の満足度などを検証。実験を通じて得た課題をもとに、秋頃にも実験の実施を予定する。