日産・ドコモ、横浜で自動運転車両のオンデマンド配車実験。モニター募集

日産自動車とNTTドコモは、横浜市のみなとみらい・中華街エリアで、レベル2相当の自動運転車両によるオンデマンド配車の実証実験を、9月21日から10月30日まで実施。実験に参加する一般モニター約200名を募集する。

実験では、エリア内に23カ所の乗降ポイントと4台の車両を用意。利用者はスマートフォンのアプリから配車予約して、ポイント間を自由に行き来できる。配車予約では、行きたい場所を地図から直接指定するだけでなく、ショッピングや食事などのカテゴリから目的地を選択することも可能。

サービスエリアと乗降ポイントイメージ

スマートフォンの予約画面

日産が車両システムを、ドコモが配車システムをそれぞれ担う形。日産とDeNAが共同開発する、自動運転車両を用いた交通サービス「Easy Ride」と、ドコモが未来シェアの開発した技術を利用して提供する、AIの配車制御によるオンデマンド交通システム「AI運転バス」を組み合わせる。将来の完全自動運転による交通を想定したサービスを体験してもらい、実用性を検証する。

一般モニターとして参加するには、事前説明会への参加と、乗車後と実証実験終了後に行なわれるアンケートへの回答が必要。7月19日から8月15日までインターネットで応募を受け付ける。