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ドコモとSMBC日興証券、積立投資やiDeCOなど資産運用サービス協業
2021年7月12日 13:45
NTTドコモ、SMBC日興証券、お金のデザインの3社は、「長期・分散・積立」を基本とした資産運用サービス拡充に向けた協業の検討で合意し、合意契約を締結した。
これまでも、各社との協業により、「ポイント投資」や「THEO+ docomo」、「日興フロッギー+docomo」などのサービスを提供してきたが、今回、ドコモの顧客基盤や金融決済サービスと、SMBC日興証券の豊富な商品・サービスのラインアップ、お金のデザインの資産運用業務プラットフォームなどのビジネス基盤を組み合わせ、既存サービス以外でも「長期・分散・積立」運用を軸とした、資産運用サービスの提供を目指す。
提携の主な狙いは、「若年層・投資未経験層に向けた資産運用環境の整備」と「利用者のライフステージや社会環境の変化に合わせた資産運用サービス拡充」。
前者の若年層向けの施策は「THEO+ docomo」や「日興フロッギー+ docomo」における利便性を向上するほか、dポイントやdカードなど、ドコモの決済サービスを活用した便利でおトクな積立投資の提供に向けた検討を開始する。また、iDeCo(個人型確定拠出年金)など税制優遇制度に対応する。
利用者のライフステージに合わせた資産運用サービスの取り組みは、以下の3点。
(1)利用者の保有金融資産全体(3社で提供している金融サービスに限る)を対象とするアセットアロケーションを提案。各社のサービスを相互連携し、一人ひとりのニーズに応じたカスタム資産運用サービスを提供する。
(2)対面サービスとデジタルサービスを連携。SMBC日興証券の対面サービスとドコモらのデジタルサービスを連携していく。
(3)「THEO+ docomo」の投資対象ETF銘柄に、ESG関連銘柄を採用
3社での合意契約締結を受け、“積立運用サービス”と“3社協業”を柱に、高品質で付加価値の高い資産運用サービスを幅広い顧客に提供することを目指す。
また、8月1日を効力発生日とし、お金のデザインが行なう第一種金融商品取引業にかかる証券口座および証券口座に関する権利義務(17万口座および972億円、6月末時点)をSMBC日興証券が承継する。
なお、今回の3社での合意契約を機に、「THEO+ docomo開始で もれなくdポイント最大3,000pt進呈キャンペーン」も実施する。