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電通と三井住友FGが金融ビッグデータ活用広告の合弁会社

電通グループと三井住友フィナンシャルグループは、金融ビッグデータを活用した広告・マーケティングサービス事業を営む合弁会社「株式会社SMBCデジタルマーケティング」を8日に設立した。

新会社では、三井住友銀行の顧客の属性情報や利用履歴などの情報を活用し、利用者の潜在的な興味関心やライフスタイルを推測。三井住友銀行アプリなどのチャネルでユーザーに適していると考えられる広告コンテンツを配信する。さらに、電通グループとSMBCグループが持つ知見・ノウハウを融合し、新しい広告配信先やサービスの開発等を推進する。

新会社が三井住友銀行の顧客情報を利用する際は、厳格な管理の下、SMBCグループ内の共同利用の目的に限って利用する。また、個人情報の管理には、外部有識者も交えた定期的なモニタリングを実施し、電通グループ各社や広告主である法人への個人情報の提供は行なわない。

資本金は1億円で、出資比率は三井住友フィナンシャルグループ66%、電通グループ34%。三井住友フィナンシャルグループの連結子会社、電通グループの持分法適用会社となる。