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ナチュラルローソン、東京の一部店舗でスプーン木製化。食品「量り売り」も
2021年7月6日 12:08
ローソンは、ナチュラルローソンの都内一部店舗において、「スプーン」を木製のものにするほか、食品の「量り売り」も開始する。プラスチック削減に向けた新たな取組みとして、一部店舗で実施し、効果を検証していく。
ナチュラルローソンの都内直営店8店舗では、無料提供の「割りばし」の袋と「スプーン」を木製のものに切り替え。8月17日から3カ月間の実証実験となり、(1)紙袋入り割りばし、(2)紙袋入り木製スプーン、(3)紙袋入り木製デザートスプーンを提供する。
対象店舗は、ナチュラルローソンの芝浦海岸通店、六本木ヒルズ店、北千束駅前店、日比谷メトロピア店、大手町メトロピア店、大手町西メトロピア店、丸の内ビルディング店、都営地下鉄市ヶ谷店。
なお、木製のスプーンは現時点ではプラスチック製の約3倍のコストがかかるとのこと。実証実験での利用者の反応などを踏まえ、ローソンでの導入などの展開を検討していく。
また、7月8日からは順次、ナチュラルローソンで食品の量り売りを「ドライフルーツ」と「ナッツ」で開始する。
取扱商品は、輪切りレモン、輪切りオレンジ、甘すっぱ梅などのドライフルーツ3種類とアーモンド、クルミ、ミックスナッツ、カシューナッツ、木ノ実&フルーツなどナッツ5種類。
対象店舗は、ナチュラルローソン城山トラストタワー店と、東品川四丁目店、高輪台駅前店、シティコート目黒店、SOCOLA武蔵小金井クロス店。
ナチュラルローソンでは、一部店舗において、洗剤やシャンプーの量り売りを展開してきたが、食品にも拡大。利用者はナチュラルローソンの中心客層の30~40代の女性が多いが、環境に配慮したサービスや商品の導入により、店舗への来店を促していく。
ナチュラルローソンは、健康や環境などSDGsへの意識が高い利用者を抱え、プラスチック削減の取り組みを強化していることから、ローソンに先駆けてこれらの施策を展開。ナチュラルローソン20周年商品も順次展開していく。