くまモンのICカード、スマホのリーダーライターでチャージの実験

肥後銀行、肥銀カード、ソニーは、熊本地域振興ICカード「くまモンのICカード」にスマートフォンから入金チャージができるサービスの実証実験を7月から開始する。

スマートフォンの非接触のリーダーライター機能を活用、ユーザーがくまモンのICカードをスマートフォンにかざし、アプリ内でチャージ操作を行なうことで、カードにチャージを行なう。チャージは肥後銀行の口座と連携して行なう。

7月から始まる実証実験の第1回目は、関係者のみが対象。9月～10月に実施予定の第2回目では、くまモンのICカードのユーザーから1,000名以上のモニターを募集する予定。実証実験を通じて商用化に向けた技術・運用、事業面での課題の精査や分析、検証を行なう。

(C)2010熊本県くまモン ＃K20348

同サービスが商用化した際には、くまモンのICカードをはじめとした地域交通系ICカードにスマートフォンでチャージが可能になり、チャージ環境が拡大、子供のICカードに親が必要な時だけチャージするといった柔軟な使い方が可能になるとしている。また、本サービス向けに構築したスマートフォン向けアプリやサーバー、プラットフォームを、他地域の交通系ICカードに展開することも検討していく。