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MAX、中とじホッチキス「Vaimo11 LONG」。A3/120ページの冊子作成
2021年7月5日 09:15
マックスは、薄い書類も厚い書類も軽い力でとじられるホッチキス「Vaimo11(バイモイレブン)」シリーズから、A2用紙30枚、A3サイズ120ページでの冊子が作成可能な、中とじホッチキス「Vaimo11 LONG」(HD‐11DB/W)を、7月15日に発売する。価格は10,450円。
印刷物の見開き中央部分に沿ってホッチキスでとじる製本方式である「中とじ」ができるホッチキス。中とじホッチキスは、個人、企業、教育現場、官公庁など幅広く、各種冊子や案内文書、取扱説明書などの作成に使われている。一方でユーザーから「針先が手や衣服に引っかかる」「とじ位置がずれるのがストレス」「針が太くて見栄えが悪い」といった不満があがっているという。
こういった問題点を解決するためVaimo11 LONGでは、Vaimo11シリーズで培った厚い書類を小型の本体でとじる技術や、軽い力でとじられるNo.11針を採用している。
従来はページをめくる際、負荷がとじ部に集中して針の先端が浮きやすく、針足が上を向いてしまうことがあったが、Vaimo11 LONGでは冊子の中とじに最適なとじ形状を追求し、針足の先端が紙方向に向くことで針先が引っかかりにくい「先曲げクリンチ」機構形状を開発した。
また、ばらつきなく冊子づくりができるよう、ネジ固定式の「ストッパー付置決めゲージ」を採用。ネジ式で緩むことなく、とじ位置を揃えて冊子が作成でき、さらに底面に装着した「本体滑り止めラバー」により本体のずれも防止する。
針については、これまで中とじで20枚をとじるには線径の太い3号針を使用する必要があったが、Vaimo11 LONGでは、ホッチキスの定番針であるNo.10針と同じ線径のNo.11針を採用。軽いとじ心地で最大30枚の中とじを可能とした。
とじ枚数は2枚から30枚(PPC用紙64g/m2の場合)に対応し、30枚の場合はページ数にして120ページ(1枚で4ページ)。とじ奥行は最大307mm。中とじ可能サイズはB5からA2サイズで、レターサイズにも対応。針装てん数は100本。
サイズは76×405×76mm(幅×奥行×高さ)、重さは700g。再生材使用率は75%。ホチキス張り「No.11-1M」1,000本入り1箱が付属する。