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セイコークレドール、スケルトン25周年最高峰モデル。2420万円

セイコーウオッチは、高級ウォッチブランド「クレドール」の「Art Piece Collection」より、スケルトンモデルの誕生25周年を記念した最高峰モデルを6月25日に発売した。数量限定1本で、価格は2,420万円。

クレドールの初代スケルトンモデル「GBBD998」は1996年2月に発売。時計内部を見ることができる仕様に合わせて開発されたムーブメントを搭載し、風にしなる竹をイメージした受けと彫金された菊模様など日本の美しさを取り入れたデザインと、1.98mmの薄型ながら実用性を備え、人気を博した。

初代スケルトンモデル「GBBD998」

今回発売される25周年記念モデル「GBBD951」は、初代スケルトンモデルの「竹」からイメージを膨らませ、雪が降り積もる竹林の荘厳な情景をテーマに制作。竹に積もる雪は、1石ずつカットされたテーパーバゲットダイヤモンドの輝きで、竹の葉や雪の結晶は匠の技による彫金が生み出すきらめきで演出した。ダイヤモンドをセッティングするパーツには18K ホワイトゴールドを採用。雪の静謐な風情を表現した彫金加工を施した。

裏ぶたから見えるムーブメントの彫金は、初代モデルで採用した「菊」のモチーフを継承しつつ、より繊細で優美に見えるようデザインを再構成した「菊小紋」が全面に施されている。

バンドには、京友禅・西陣織の職人と姫路の製革業者のコラボレーションによる日本独自のプレミアムレザー「KYOTO Leather(京都レザー)」のミシシッピアリゲーターストラップを使用。老竹色で、時計にあわせて銀色の箔を貼り込んでいる。付け替え用のクロコダイル(濃紺無双仕立て)ストラップも付属する。

ミシシッピアリゲーターストラップ(左)、クロコダイルストラップ(右)

ケースはプラチナ950、風防はデュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)。ムーブメントは初代と同じメカニカルムーブメント キャリバー6899。飾り板として18K ホワイトゴールドとダイヤモンド101石(合計1.59カラット)を配置。ケースサイズは37.8×8mm(外径×厚さ)。日常生活用防水を備える。