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ローソン、レンジセルフ化や冷凍食品強化など店舗改革
2021年6月22日 12:09
ローソンは、新型コロナウイルス感染症拡大により変化した社会や利用者の価値観に対応するため、全国492店舗を順次改装し、7月末までにリニューアルオープンする。冷凍食材やチルド食品などを強化し、より身近なコンビニを目指す。
6月20日時点で265店舗がリニューアルオープン済みで、今後、全国約5,000店舗への拡大に向けて検証を進める。
リモートワークの浸透や外出自粛により、近場での買い物や自宅での食事ニーズが高まり、ローソンでも惣菜系の冷凍食品が約5割、食卓のおかずとなるチルド惣菜が約1割伸長した。そのため、さらに日常的に生活必需品を購入できる店舗を目指し、改装する。改装店舗では、厨房設備の新設や、揚げ物惣菜の個包装セルフ販売、電子レンジセルフ化などに取り組む。
先行して改装した8店舗では、同期間の既存店と比較し、平均約1割の売上増加となったという。さらに、今後の改装店舗拡大を視野に入れ、地域や店舗によって異なるニーズを確認する為、全国45都道府県、354の市区町村の492店舗の改装に着手した。
- 厨房設備の新設
店内厨房商品の強化を図るため、厨房設備未設置店への新設(約200店舗) - 揚げ物惣菜の個包装セルフ販売
コロッケや唐揚げなど、常温で販売している揚げ物惣菜を手に取りやすくする為、個包装で販売 - 冷凍食品売場の拡大
ストック需要から日常使いへの変化で伸長を続けている冷凍食品について、売り場を約2倍に拡大。同じくニーズが高まっている青果を近くに配置。買い回りしやすい売場へ - ラウンド型ケースの増設
これまでデザート売場として使用していたラウンド型のケースを増設し、サラダや惣菜なども陳列。弁当や調理麺売場との距離を近づける - 商圏に合った日配食品売場への変更
ニーズの高まっている日配品について、各商圏のニーズに合わせて強化(成城石井商品、専門店商品など) - 電子レンジのセルフ化
自分の好みに合わせて加温したい、接触を避けたいニーズへの対応 - 無印良品の展開
専門店の品ぞろえを身近なローソンで提供
【主な改装内容】