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西新宿5丁目再開発で地上40階の複合ビル。'24年竣工目指す

三井不動産レジデンシャルは、東京都新宿区で権利者と推進している「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」が、6月16日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けたことを発表した。2021年度中に本体工事着工、2024年度の竣工を目指す。

JR新宿駅より北西約1.2㎞に位置した約0.8haの区域を対象とした再開発事業。地区内は、老朽化した木造密集住宅や細街路などで構成され、2014年4月には不燃化推進特定整備地区(不燃化特区)に指定されるなど、都市防災性の向上と複合市街地としての都市機能の更新が求められていた。

プロジェクトでは、地上40階地下1階建、免震構造(中間免震)の住宅棟に住宅470戸を整備し、商業・業務・保育所からなる地上4階建ての施設棟も設置。複合市街地形成による定住人口増加を図り、安心して子育てができる環境を整える。

地域に開かれたオープンスペースとして広場や歩道状空地を整備し、災害時の避難スペース・緊急車両の進入経路を確保するほか、建物内には災害時の一時滞在スペースを設定。食料等も備蓄し、地域の防災性向上を図る。

所在地は、東京都新宿区西新宿五丁目及び西新宿六丁目の一部。建築物の敷地面積は約5,922m2、延床面積は約53,742m2