シチズン アテッサ、月の淡い光と暗闇を表現した「HAKUTO-R」

シチズン時計は、「シチズン アテッサ」とispaceの民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」とのコラボレーション2モデルを7月8日に発売する。価格は「CC4016-75E」が286,000円、「AT8185-71E」が165,000円。

「HAKUTO-R」は、「月面着陸」と「月面探査」の2つのミッションを行なう民間月面探査プログラム。シチズンはランダー(月着陸船)の着陸脚パーツにスーパーチタニウムを提供する予定。コラボレーションモデルでは、月の淡い光と暗闇をそれぞれ「デュラテクトMRKゴールド」と「デュラテクトDLC」で表現している。

「月の淡い光」を表現するCC4016-75Eはケースとバンドの一部に、上品なゴールドカラーで、打ちキズに強い「デュラテクトMRKゴールド」を採用。ベゼルやバンドの一部に施された「デュラテクトDLC」による艶やかなブラックカラーとのコントラストで、月の陰影を表現した。6時位置のサブダイヤルは白蝶貝を使用し、繊細に変化する光を「陰影の移ろい」に見立てている。裏ぶたには、HAKUTO-Rのランダーが月面に着陸したイメージをプリントした。

エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を搭載し、時刻情報のみの受信では、世界最速レベルの「最短3秒」で受信、メインタイムの時針と分針を従来の2倍の速さで動かし時刻を表示する。さらに、ダブルダイレクトフライトや1/20秒クロノグラフ機能なども備えたフルスペックモデルとなる。

ガラスはデュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング)。10気圧防水。光発電エコ・ドライブによる駆動時間は、フル充電時約5年(パワーセーブ時)。ケース径は44.3mm、厚さは15.4mm。限定数は1,200本。

「月の暗闇」を表現するAT8185-71Eは、ケースとバンドに艶やかなブラックカラーの「デュラテクトDLC」で処理したスーパーチタニウムを使用。月面を表現した立体的で奥行きのある文字板に、白蝶貝を黒色で裏打ちした6時位置のサブダイヤルを備え、文字板外周部にラメを施すことで、宇宙空間に輝く星々をデザインしている。ゴールドカラーの針や、ベゼルとりゅうずに差した色で暗闇に差し込む光を表現する。裏ぶたにはHAKUTO-Rのロゴを刻印。エコ・ドライブ電波時計で、ワールドタイムを備える。

ムーブメントはCal.H800。ガラスはサファイアガラス(クラリティ・コーティング)。10気圧防水。光発電エコ・ドライブによる駆動時間は、フル充電時約10カ月(パワーセーブ時)。ケース径は42mm、厚みは10.8mm。限定数は1,600本。