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国内証券3社がブロックチェーンで“証券トークン”。枠組に参加呼びかけ

SMBC日興証券、SBI証券、野村證券、BOOSTRYの4社は、ブロックチェーン技術を用いて発行する“証券トークン”を取り扱うコンソーシアムを発表、ブロックチェーンネットワークの運営を行なうと発表した。コンソーシアムに参加する金融機関も募っている。

4社は4月1日に「ibet for Fin コンソーシアム」を設立。コンソーシアムは、ブロックチェーン技術を使って発行などを行なう有価証券「セキュリティトークン」(証券トークン)を取り扱うためのブロックチェーンネットワーク「ibet for Fin ネットワーク」を運営する。

ibet for Fin ネットワークは、参加企業が共同で運営するコンソーシアム型のネットワーク。トークンや取引手段はネットワーク内で標準化され、参加者はスマートコントラクトやデータを組み合わせて活用が可能。

ネットワークの基本システムなどはBOOSTRYが開発し、オープンソースソフトウェアとして公開されているため、異なる金融グループがソフトを独自に改良することも可能。これにより、社債や証券化商品、非上場株式などさまざまな取引にibet for Fin ネットワークを利用できるようになるとしている。